名古屋の城下を流れる堀川の西側にあって、江戸時代の初め慶長15年(1610年)名古屋城築城とともに始まった清須越にともなってつくられた商人町です。
四間道(しけみち)は、元禄13年(1700年)の大火の後、防火の目的と旧大船町商人の商業活動のため、道路幅を四間(約7メートル)に広げたので、その名前がついたといわれています。
石垣の上に建つ土蔵群と軒を連ねる町家が通りに面して建ち並んでいる現在の四間道の景観は、元文年間(1740年頃)に形成されました。
円頓寺商店街は名古屋駅と名古屋城のほぼ中間に位置しています。円頓寺商店街は、大須などとともに昔から続く繁華街で、家康が行った清須越し以降、堀川・美濃路沿いにあったことから、また寺社の門前町としても発展していった町です。今も名古屋の下町の雰囲気が残っており、明治創業の老舗店舗に加え、個性的な新しいお店も立ち並びます。
名古屋コンシェルジュより抜粋
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